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ワーディング術<中級編>~ゲーム展開を読んでワードを置く~

ワーディング術<中級編>~ゲーム展開を読んでワードを置く~

みなさんこんにちは。The International 5もいよいよメインステージになり、盛り上がってきました。果たして優勝するのはどのチームなのか?どんな大波乱が待っているのか?今後の展開に目が離せません!

そんなTI5を横目に、今日もDota2道場は初心者のための情報を発信します。今回は、待ちに待った(?)ワーディング術最終章の<中級編>です!入門編初級編と解説してきましたが、中級編はもっとステップアップします!このワーディング術3部作を読めば、あなたもプロワーディングプレイヤー間違いなし!

0.中級編は

中級編は、開始10分を過ぎてからのゲーム展開を考えながらワードを置くことについて解説します。チームの優勢・劣勢や、各ヒーローの性質やチーム構成、ゲーム展開を考慮した上でのワーディングができるようになれば、一人前のワーディングができると言えるでしょう。

1.10分以降のゲーム展開

2-1-23-1-1といったようなレーニングフェイズは終わり、それぞれのチームがギャンクやプッシュに動き始める時間です。序盤のレーニングで手に入れたアドバンテージを活かしながら攻防を繰り広げ、この間の戦闘で勝てるかどうかで勝敗が左右されてくる重要なフェイズです。

味方のチーム構成、アイテムを考える

今から自分のチームがどのような作戦で戦っていくのかを考えます。といっても、チームの動きはほぼ3種類にまとめられます。

A. Carryを含めた5人でプッシュする

 MidCarryJungler{mekansm}を作り、5人でまとまってタワーを折り、集団戦を積極的に行う構成です。敵に対して、タワーを諦めるか集団戦をするかという2択を強要します。

 この場合、こちらは敵のタワー近辺の動きが見えていることが重要です。敵のイニシエータがどこに控えているかが発見できれば、こちらから仕掛けることもできますし、相手のイニシエートに対して反応することもできます。

 以下に一例を紹介します。

 Radiant側がプッシュする時:Tier1

 Dire側がプッシュする時:Tier1

 Radiant側がプッシュする時:Tier2

 Dire側がプッシュする時:Tier2

これらのワードを置きにいくのは危ないので、プッシュをするときに{observer}を持っておき、タワーを殴り始めたときにさっと置きにいきましょう。

B. ギャンカー中心に動く

 こちらの構成が{bs}・{riki}・{slark}といったようなヒーローが中心で、{mekansm}を完成させている味方がいない場合はこのパターンです。下手にタワーをプッシュしても集団戦で負けてしまいがちなので、敵の森にギャンクして相手を倒し、生きている敵プレイヤーの人数を減らして数的有利を作ってからタワーを折りに行くという構成です。

 この場合、大切なのは孤立した相手が見えるワード、特に相手のCarryCoreがファームしている様子が見えるワードです。すなわち、相手の森に{observer}を置けばいいんです。

 Radiant側が敵の森に置くワード

 Dire側が敵の森に置くワード

 これらのワードを置きにいくときは、スモークを使って味方と一緒にギャンクし、そのついでに置いて帰ると良いです。決して1人で行ってはいけませんよ!

C. Carryがファームし、残りの4人で戦闘を行う。

 {am}{pl}といったように、味方と一緒に戦わずにファームを再優先で行うようなCarryを主軸としている場合です。この場合、下手に4人でプッシュをすれば、4vs5で集団戦を行わなければならず、数的不利を生みます。

 b.の場合と同様にギャンクをして相手のファームを止めることは重要ですが、無理そうならギャンクは止めても構いません。それよりも大切なのは、味方のCarryのファームを加速させ、そしてギャンクされないように守ることです。{am}{pl}といったハードキャリーは育ってしまえば圧倒的強さを発揮します。育ってしまえば勝ちなのです。

 そのために必要な{observer}は、自分の森を守るワードです。また、他の4人がギャンクに行けるようにb.のワードも置けるといいですね。

 Radiant側が自分の森を守るワード

 Dire側が自分の森を守るワード

2.終盤のゲーム展開

 早ければ20分台後半から、勝敗を決定付けるゲーム終盤になります。タワーTier3でのバラック戦や、ロシャン近辺での5vs5の集団戦が起きることが予想され、1度の戦闘でゲームが決まってしまうことは珍しくありません。

 そのため、敵の動きが少しでも分かれば、こちらも早めに準備して戦うことができます。ワードで見えている位置で戦えたならベストです。

A. ロシャン近辺での戦闘に備える。

 自チームがロシャンを狩って{aegis}を取ることができれば、次の集団戦を有利に進めることができます。しかし、ロシャンを狩っている最中に敵に襲われてしまえば元も子もありません。また、敵にロシャンを取られてしまうと非常にまずいので、敵がロシャンに行く様子も察知しなければなりません。

 そのため、ロシャンでの戦闘が起きそうな時間には、ロシャンよりも敵側に{observer}を置けていると、相手の動きを早めに察知することができます。ロシャンの目の前にワードを置いてもこちらの対応が遅れるので、できれば敵側に置きましょう。(無理ならロシャンの目の前でOKです。)

 Radiant側が置くロシャン察知ワード

 Dire側が置くロシャン察知ワード

B. バラック戦に備える

バラック戦で攻めるときは、自分たちが階段の下にいて地理的不利な状態なので、階段の上を見ることができるワードが必要です。ただし、たいていデワードされてしまうので、一度置いてデワードされたら諦めましょう。

 Radiant側が置くバラック戦攻めワード

 Dire側が置くバラック戦攻めワード

ちなみに、これらのバラック戦攻めワードは、以下のようにしてギリギリまで近づいて設置します。
rax_how

Tier3のタワーが折れた後なら、バラックの目の前にワードを置いても問題ありません。

バラック戦で守るときは、Tier3のタワーの視界外で待っている敵のイニシエータが見えるワードがよいです。そうでなくても、とにかく相手が多く見えるワードがあればよいです。5vs5の集団戦では、相手のイニシエートを止めることができれば戦況はぐっと有利になるからで、そのイニシエータが見えるワードがあれば、止めることは容易になります。

また、バラック戦で守るとき、敵の選択肢は、5人で集団戦をする・集団戦を横目に他のラックスを壊す・ロシャンを狩りに行く、の3つです。敵の動きが少しでも見えていれば、敵がこれからどの選択肢を取るのかが分かります。

 Radiant側が置くバラック戦守りワード

 Dire側が置くバラック戦守りワード


いかがでしたでしょうか?初級編で紹介した序盤のワーディングに続き、中級編ではレーニングが終わってからの中盤~終盤のワーディングを解説しました。これらのワードを知り、自分たちが置きたいワードをちゃんと置くことができれば戦闘はぐっと楽になります。また、相手のワードを知り、それをデワードできれば、相手は戦闘がしづらくなるでしょう。

 これにてワーディング3部作は完結です。長々と書いてしまいましたが、みなさんのDota2プレイの助けになれば幸いです。

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