Dota 2 道場

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ワーディング術<初級編>~序盤のワード3種~

ワーディング術<初級編>~序盤のワード3種~

みなさんこんばんは!3部構成の第2部「ワーディング術<初級編>」のお時間です!
前回のワーディング術<入門編>よりもパワーアップしてお送りしていきます。Dota2を始めたばかりの方には少し難しい内容ですが、Dota2に慣れてきた方にぴったりな内容です。MMR2000~3000相当のプレイヤーを対象にしています。

今回のワーディング初級編は、序盤の細かな{observer}設置場所を、その意味と合わせて解説します。

0.ワードの基本情報

入門編では紹介しなかった部分も含めて、{observer}の基本情報を解説する。

  • 視界:1600ユニット
  • 効果時間:7分
  • スタート時の購入可能数:2個
  • リストック時間(再購入時間):3分
  • 最大ストック数:4個まで
  • お値段:75ゴールド
  • デワード時ゴールド:50ゴールド
  • デワード時経験値:50exp.
  • 購入場所:メインショップ(泉)のみ
  • {quelling}・{tango}を使用すると、450ユニット内のワードを瞬時にデワードできる。そのため、メレ―ヒーローでは殴れない位置にあるワードもデワードすることができる。

1.ギャンク回避のためのワード

レーンでファームしているときに、レーンの横からギャンクしに来る敵を察知するためのワード。このワードを設置することで、ギャンクが来たらタワー下に引いてやり過ごし、敵がギャンクを諦めたらレーンに出るという行動ができる。

Radiant側が置くギャンク回避ワード

Dire側が置くギャンク回避ワード

2.プル防止ワード

中立クリープとレーンクリープを戦わせることでレーンを下げる「プル」というテクニックがある。Offlaneヒーローは、敵にプルをされるとその分の経験値を失ってしまう。そのプルを防ぐために、中立クリープをスポーンしないようにワードを設置する。

Radiant側のOfflanerが使うプル防止ワード

Dire側のOfflanerが使うプル防止ワード

3.対面ワード

Dota2道場では、対面ワードを「敵のTier1タワー近辺が見渡せるワード全般」を指すことにする。
この対面ワードの最大の利点は、「敵の動きを最速で知ることができる」点である。この意味を以下で説明する。

対面ワードから得られる情報は、

  • 敵がレーンから消えたかどうか
  • 敵のタワーに{tp}のエフェクトが見える

である。
この2つの情報から判断できる内容は、

  • レーンから消えたなら、敵はルーンを取りに行ったかギャンクをしに行ったかの2択
  • タワーに{tp}のエフェクトが見えたら、敵がギャンクに来ている

だ。敵がギャンクしに行ったことを最速で報告できるため、味方はギャンクを警戒してタワー下に下がっておくことができる。また、敵が{tp}からのギャンクをしに来ていることを最速で知ることができ、そのギャンクを回避すれば敵は{tp}の代金である100ゴールドを無駄にしたことになる。

Radiant側が置く対面ワード

Dire側が置く対面ワード

4.序盤のSupportがすべきワードの分配

1~3で{observer}を置く位置を知ることができた。しかし、開始直後に購入できるワードの数は2個のみ。ワードを設置したい場所は多いが、置けるのはたったの2箇所。

Supportは、たった2つのワードをどこに設置するのがベストかを考え、自身が購入したワードを設置、もしくは味方に渡すことで最善のワーディングをしよう。

A. Midヒーローはワードが必須と考えてよい

サイドレーンは左右どちらかからしかギャンクされませんが、Midレーンは左右どちらからでもギャンクされる。純粋にギャンクの脅威が2倍と言っていい。
mid_gank

また、サイドレーンにはないが、Midレーンには階段がある。階段の下に立っていると、階段の上の視界を失い、敵がすぐそこまで来ていても気づかない危険がある。

ゲーム展開を考えても、Midヒーローはレベルを早く上げて序盤のゲームを支える必要があり、かなり重要なロールだ。Midヒーローがファームで遅れないためにも、Midヒーローに1つワードを渡すか、ワードを設置しよう。

B. 3-1-1なら、ソロレーンの2人にワードを渡そう

Farm Laneが3人・Midが1人・Off Laneが1人のレーン構成、いわゆるトライレーン構成。このとき、開始直後にFarm Laneにワードは必要ない。なぜなら、Farm Laneには3人いて、レーンの対面の敵には負けることはない。少々のギャンクに対しても、3人いるので対処可能だろう。

それよりも、1人で戦わなければならないMidヒーロー、Offlaneヒーローにワードを渡して、ギャンクを回避して生き延びてもらったほうが有効だろう。

C. 2-1-2なら、Farm Laneに対面ワードを置こう

Farm Laneが2人、Midが1人、Off Laneが2人のデュオレーン構成。この場合、Farm Laneが3人ではなく2人のため、トライレーンの時よりも脆くなっている。ギャンクを受ければひとたまりもないだろう。

逆にOff Laneは、トライレーン構成の時は1人だったが、デュオレーン構成になると2人になる。レーン構成が強くなったので、レーン対面の敵には勝つことができるだろう。

ここで、Off Laneの2人がギャンクを回避できなくなるのでは?と考えるだろう。そのOff Laneへのギャンクを防ぐためのワードが、Farm Laneの対面ワードなのだ。
Farm Laneの対面ワードを置くことで、敵のOfflanerが消えたかどうかを最速で報告できる。敵のOfflanerが{tp}を使っている!と報告すれば、こちらのOff Laneヒーローがタワー下まで下がってギャンクを回避することができるだろう。さらに、その間にこちらのFarm Laneがタワープッシュをすることができる。

スクリーンショット-2015-06-20-23.36.03


これでワーディング術初級編は終わりです。序盤のワードの種類と、それを置く意味を理解していただけだでしょうか?実はもっと解説したいワードの設置場所があるんですが、それを書くには余白が狭すぎるんです…。今回紹介したギャンク回避ワードだけでもたくさんのバリエーションがあり、序盤だけでなく中盤、終盤に置くワードの場所もさまざまです。この初級編では、それらの多種多様なワードがどういう目的をもっているかを考える足がかりになればと思い、解説しました。

それでは次回は、ついに3部作の最終章である中級編です!これまで蓄えたワーディングの知識を最大限に生かすための記事を準備しておりますので、乞うご期待ください!

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コメント一覧

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  1. A.I

    これはめっちゃためになる記事ですね
    友達に広めます

  2. swag

    DOTA始めて随分経つ自分からしても、とてもためになる記事です。
    これからも頑張って下さい。

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