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【チーム活動日記】海外の平均5.5kチームに所属してみて分かった事 #2

【チーム活動日記】海外の平均5.5kチームに所属してみて分かった事 #2

前回の活動日記から2ヶ月経ちましたが、続報を書きます。

【チーム活動日記】海外の平均5.5kチームに所属してみて分かった事 #1

といっても、2週間前あたりにメンバー1人脱退して、それから自然分解中なんですが…。

とりあえず自然分解までのチーム活動の状況と、その中で良かった点を書いていきます。

Scrimの募集

真面目な練習はプライベートロビーでのScrimで、”Relax time”としてパーティランクに行きます。

Scrimの募集は、”LF5 5k avg”と投稿して募集します。(※LF5 = Looking For Five)

1.Discordで募集を行う。
https://discord.gg/2Na8YWe
上のチャンネルで行います。およそ平均5k~6kです。
これ以外に、チーム全員がImmortalもしくは3人以上がRank1000位内であれば入れるDiscordチャンネルがあります。私は入れません。

2. Facebookで募集を行う。
https://facebook.com/groups/MatchKingDota2/
上のグループで募集を行います。およそ平均5k~6.5kです。

こんな感じ。たまに4k avgでも募集があるので、とりあえず投稿してみたら相手が釣れるかもしれません。

 

Scrimとパーティランクの違い

パーティランクは個人練習には良いですが、チーム練習には役に立たない、というのが私のチームでの見解です。

理由は、まずオールピックしかマッチングしないのでオールピック。そうするとカウンターピックを指せないため{brood}や{meepo}など対処不可能なピックが出てきてしまう点。

対処不可能な試合が出てくる時点で、チームで議論しても仕方がないんですよね。真面目にやって考えるだけ無駄なシーンが出てきてしまいます。

対してScrimの場合は、
1.キャプテンズモードでマッチングできる
2.敵がチームとして行動してくる。より大会のシチュエーションに近い環境で練習できる。

この「敵がチームとして行動してくる」というのが、Scrimでのみ得られる経験であり、チームとして練習する価値があります。

パーティランクでは、集団戦の始まり方や戦闘の起こり方は「誰かのミスを突く」ことから始まるのが全てといっても過言ではありません。
単独行動を続ける敵や、甘えた敵を倒していれば勝てます。

ですが大会では、誰もがミスを避けて安全牌を取ります。
それが分かっているからこそ、たとえ敵が単独行動をしていても「あれはミスなのか?作戦なのか?」が分からなくなります。

Scrimでは、相手の作戦をいくつも経験することで、そうした「ミスなのか?作戦なのか?」を判断する力が鍛えられます。そして相手の作戦を多く知ることで、自分たちがどう作戦を組んでいくべきかを知ることができます。

このように、相手が真剣にプレイするScrimだからこそ、自分たちも真剣に考える価値があるのです。

 

チームメンバーとのコミュニケーションの取り方

さて、この活動日記ではチーム活動をどう円滑に進めるかをテーマにしようと思います。
チームの作戦やテクニック等はまたの機会に。

今日のテーマは、「チーム内のコミュニケーションの取り方」です。
チームメンバーに、こうコミュニケーションを取るようにしたらいいよと教えてもらったので、それを書いていきます。

 

個人チャットの使い分け

まず一番大切な事が、個人チャットの使い分けです。
これはDota2に限らず一般的に言える事ですが、海外とくに東南アジア圏では、「プライド」を重要視します。

例えば、「仕事でのミスを皆の前で説教した」という日本でありがちな光景ですが、これを海外ですると刺されます。
何が原因で説教されたかではなく、「皆の前で」説教されたという事がプライドを傷つけ、怒りを買います。

これはDota2のチーム活動においても言えます。
プレイングで何か文句がある場合は、必ず個人チャットで行います。
私が今のチーム活動を始めてからずっとそうなので、これが海外チームの普通のコミュニケーションの取り方なのでしょう。

対してチーム全体のチャットの使い方は、「チーム全体が目指すべき目標についての議論」が主です。
この試合では、チーム全体で何を目指すべきだったのか? その上で自分たちは何ができていなかったか? を議題に上げます。
すると、各々がそれに対する反省点を自分で挙げる流れになって、お互いに批判する雰囲気を避けられます。

(ここら辺は私が日本のチームに所属している間、分かっていながら出来ていなかった部分でした。反省、反省…。)

 

魔法の言葉 How do you feel?

チームに入ってから、この”How do you feel?” (どう思う?) がよく飛び交います。
さっきの試合について “How do you feel?”
今のチームの状況について “How do you feel?”
次の大会は俺たち行けるかな? “How do you feel?”
個人チャットで「ソロランク調子どう?」”How do you feel?”

とにかく”How do you feel?”で相手の気持ちを聞きます。
“How do you feel?”で会話を始めて、相手の意見をまず聞いてから自分の意見を言う、というのが通例になっていました。

「そんなの当たり前じゃね?」と思う方もいるかもしれません、というかほぼ皆が当たり前だと思うでしょう。
でも、Dota2でチーム活動しているとこれができないんですよ!
分かっていてもできない! びっくり!
過去の自分を振り返ると全然出来ていなかった!

当たり前だと思う事でも、意識していないとつい出来なくなる。
これがDota2の恐ろしいところ。チーム活動の落とし穴。
マジで徹底した方がいいです、これ。

 

発言しない事はどんな状況でも悪である

これは日本人全体に対する私の文句です。今までは懺悔でした。

上にある通り、個人チャットで意見し合い、チーム全体チャットで”How do you feel?”したり――。
そんな中で、「反応がない、発言がない」事を私のチームは非常に嫌います。

冒頭で話しましたが、チームメンバーが1人脱退してチームがそのまま自然分解しています。その原因は、1人のメンバーが意見を言わないことにあります。

試合が終わった後にチームチャットで意見を述べない、”How do you feel?”と個人チャットを飛ばしても大して返さない。
日本であれば、「あの人は物静かな人なんだ。」で済むかもしれません。ですが、海外ではそれは相当な怒りを買います。(少なくとも私のチームはそうでした。)

発言が少ないから何かイライラしてるんかなぁ~、と私は考えていたんです。そっとしといた方がいいんじゃないのかな、と。

でも、そこが海外チームは違いました。
「お前、何で喋らないの? オイ、喋れやオラ!」ダンダンダン!!
「怒ってんのか? そしたら何か意見言えや!わかんねえだろ!」ドコドコドン!!
そんなノリです。ちょっと怖かったです。

黙る、という事がそれだけ重い事と捉えられるようです。
怒るにしろ、悲しむにしろ、調子が悪いにしろ、何かしらの発言をする事が求められています。

あるチームメンバーは、
「今日ちょっとイライラしちゃってダメだわ。言いたい事が山程あるけど冷静になりたいから明日まで待って。」
と言ってオフラインになっていきました。
それについて他のチームメンバーに聞いたら、
「まあそっとしておいてやろうぜ。彼はいつもオープンだから俺は好きだな。」
と言っていました。怒りであれ何であれ、発言する事=「オープンである事」が評価されるようですね。

面倒事は黙ってやり過ごす、という精神が日本人には根付いているんじゃないかなと私は思っています。
でも、黙っていても何も解決しません。一歩踏み込んで発言してみてはいかがでしょうか?

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