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マクロDota2学第3回―オブジェクトを考えてマップを動く

マクロDota2学第3回―オブジェクトを考えてマップを動く

前回はマップの動き方をパイカット法で説明しました。
しかし、前回の説明では、パイを取られたらパイを取り返して2対2の状態を維持するだけでした。

敵よりも多くのファームを得るためには、より長い時間で3対1の状況を作る必要があります。

では、積極的にパイを取りにいくにはどうすればいいか?それは、オブジェクトを中心に考えればよいのです。

オブジェクト

オブジェクト(Object)は物体や目標を意味し、Dota2においてはタワーやバラックなどの建造物と、ロシャンのことを指します。
タワーやバラック、ロシャンを取ればゲームを有利に進めることができるのですから、どのパイを積極的に取りにいくかは、取るオブジェクトで考えればよいのです。

タワーを取りに行く

パイカットの基本形からタワーを取りにいくときは、このようにパイを塗りつぶしにいくような意識を持っておきます。

このとき注意すべき点は、片側のパイを塗りつぶす最中は逆側のパイが塗られやすい点です。つまり、画像のようにTopタワーを取りにいっている最中は、Botタワー側が非常に危険な位置であるということを意味しています。

 

Midのタワーを取る場合

Midのタワーを取る場合は、パイを塗りつぶすという感覚が持ちづらいかもしれませんが、これもパイカット法を応用して考えることができます。

Midのタワーは他のタワーに比べて取りにくいです。
これは、TopとBotは敵が来るかもしれない経路(動線)が片側だけであるのに対して、Midの敵の動線は両側にあるため、ポジションの確保が難しいからです。

そこで今回のパイカット法では、Midの片側の動線を潰すために、まずTopかBotのパイを取り、そこからMidに移動してタワーを取るようにします。

こうすると、敵の動線の半分を削ることができ、有利にタワーシージを行えます。

 

パイを取りに行く時のワーディング

取りに行く側のパイに、積極的にワードを置きましょう。
パイを取りに行った先で戦闘が起こると、それはほぼ確実に集団戦になります。負けると大きなアドバンテージを失うので、視界確保を徹底して負けないようにしましょう。

もし敵がタワーを守りに来なかった場合は、より深い位置にワードを置いて帰りましょう。深い位置にワードを置くことができれば、敵の情報をいち早く得ることができるだけでなく、次のSmokeギャンクを滑らかに行うための布石にもなります。

 

逆側のパイにワードは必要か?

結論から言えば、必要ありません。

自分たちがパイを取っている時に敵が逆側のパイを取りに来ようとするのは自明だからです。

ワードは、敵が居るか居ないかを知るためのもので、どうせ来ると分かっている所を見るための視界は必要ありません。

 

ロシャンを警戒する

ロシャンを取る際や警戒する際もパイカット法で考えます。

まず、ロシャンを有利に取ることができる状態とは、ロシャン近辺のパイをすべて塗りつぶせている状態のことです。

この状態ですと、敵が来るまでにかなりの時間がかかりますし、ロシャン周りでポジション取りをすることも容易になります。

これを踏まえて、ロシャン警戒をするとはどういうことになるかというと、ロシャン周りのパイを完全に確保されないようにパイを奪い返しに行くことです。ロシャンの周りのパイを1つ取っておくだけでも、敵はロシャンを狩ることが難しくなってきます。

もっと簡単に言えば、敵のBot側にアクションを掛けないということですね。
Bot側でアクションを起こすと、敵がロシャンを取ってしまうので、なるべくTop側でファームやギャンクを起こすようにします。

Dota2のマップの動き方はとても複雑で難しいです。なんとなくマップ上を動いていると、ミスを連発してしまうこともあります。

そこで、このパイカット法のように考え方の基準があると、ミスを減らせるのではないでしょうか。

次回からは、このパイカット法をもとにして、応用編をお送りします。ファームスペース、スペースクリエイト、スモークの使い方等も、このパイカット法をもとに考えていけるので、乞うご期待!

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コメント一覧

新規のコメントはこちらから

  1. 匿名

    最近ゲームシステムを理解して意識して上達するようになった初級者ですが、とても勉強になりました。
    感覚的に「midタワーはsideより折りづらいな~」なんて考えてましたが、図で解説されると納得ですね。
    相手の動きを考えずにプレイしてたのを反省してます。

    マップを四分して考えるという解説はすごく分かりやすかったです。ありがとうございました。

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